教授 花見 仁史
銀河進化の研究をしていますが、望遠鏡なども生物のように振る舞い、森羅万象の「かたち」に潜む機能=「知恵」を感じるようにもなりました。そこで、構造体を拘束多体系と捉えて、座標に依存しない幾何代数による物理学を整備し、「かたち」の多様性を表す「形状空間」とそれを不変に保つ運動学的「変換」とに分離するなど、森羅万象のゲージ理論の構築も目指しています。
准教授 石垣 剛
銀河からの可視光線や赤外線などを分光することによって、銀河を構成する星やガスの運動状態・物理状態に関する情報が得られます。近年、非常に遠方の銀河の観測が可能となり、銀河がどのように現在の姿に進化してきたのかを推測できるようになってきました。本研究室では、銀河のように空間的に広がった天体からの光を効率良く分光するための面分光装置の開発を行いながら、銀河の観測的研究を進めています。