入学後、「数理・物理入門」や「ソフトパス理工学序論」を通して、早い段階からコース内の学問分野に対する基礎知識を身に付けます。また、1、2年次には教養教育科目を通して幅広い知識や教養を学ぶとともに、数学、物理学、化学の各分野と基礎実験科目からなる専門基礎科目を履修し、理工学全般の基礎知識と実験・分析方法を習得します。
2年次から3年次には、「微分方程式」、「ベクトル解析」、「熱力学」、「量子物理学」、「統計物理学」などの理学的素養を修得する専門基礎科目や専門科目を履修することにより、数理科学、物理学の基礎を身に付けます。また、融合的素養を身に付けるための「ナノ理工学」、「固体物理学」、「電子物性学」などの科目(コース専門横断科目)や、希望分野の選択科目(数理・物理コース専門科目)を履修し、専門性を深化させます。そして、「物理・材料理工学実験」や「物理数学演習」を通して、実践力や応用力を養います。
個々の専門性を進化しつつ、複眼的見地から、ものの本質を見極め、応用する力を養成するため、PBL科目「ソフトパス理工学実践」や「特別講義」などを1年次から3年次に配置し、コースの学修内容や先端研究の国際社会および地域社会との関連性とその役割について素養を深めてもらいます。4年次の学生は教員から卒業研究の指導を受けて研究活動を行い、最後に成果をまとめ研究発表を行います。
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履修モデルの一例です。選択科目については、興味を持った分野の講義を選び履修できます。
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卒業要件単位数は、教養教育科目28単位以上、専門教育科目99単位以上で、総単位数は127単位以上です。