数学は古くから続く学問分野であり諸科学の進展に常に貢献してきた。近年では科学分野に限らずより広い研究対象に応用される機会が増えている。私の研究は数学の中でも解析学と呼ばれる分野を対象としている。解析学とは極限を用いた数学のことであり、解析学に属する研究分野は多くある。その中のひとつである偏微分方程式でも特に時間が進むごとに解がどのように振る舞うか?ということに興味を持っていて、それらをどのように調べるかという手法の開発にも関心がある。